富田雅奥 ラムネのビー玉のどつまるな

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zoom RSS 40歳になりました。

<<   作成日時 : 2017/03/08 02:00   >>

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40歳になりました。

信じられない。僕が40だなんて。


40歳ってのは僕以外の人がなるもので、僕はならないものと信じていたのに。


永遠に20代だと信じていたのに、でもたまたま30にはなったけど、40になる確率は低いと思い込んでいたのに、

信じられない。

40は僕にも来ました。


「こんにちわー」

「わー来たー!」

40が来た。

40かぁ。

こんな40ヤダなー。笑

40だからか、体の調子がいろいろ悪くなってきた。

あっちの筋から、こっちの骨まで痛い。

腰が最近ピリピリする。

あー老いる。オイル。脳もオイルです。

ライブでカポ1フレット間違えるとかありえない。

しかも、それに気づいたのが最後サビってのは、さらにありえない。



オイル、オイル、オイル、、、


でも、曲への思いだけはノンオイル。


曲だけはできます。書きます。

それだけは僕の自慢です。他の誰にも負けません。

ボーカルでは負けます。

ギターでも負けます。

でもものを書くのだけは負けたくない。


僕の曲。世間にとって、いい曲か、たいしたことない曲かは、もう僕にはわかりませんが、ただ自分が理想と思える曲を書き続けられてはいます。

曲作りがノっている時は自分が最大に覚醒してるって感じれる時で、生活してて他で感じることはできない興奮です。

生まれてきた意味はやっぱりここにあると感じれる時です。


家への帰り道、いいメロディが浮かんだ時。

忘れないようにと、電話ボックスまで歩いて、中に入って、携帯のボイスメモにメロディ吹き込んで、コンビニに用があるけれど、店内BGMに頭の中のイメージがかき消さされるのが嫌で、買い物せず家に帰って、部屋で曲のコードを探して、最後にICレコーダーに吹き込む。

この一連の作業がめちゃくちゃ楽しい。

自分のコレクションがまた一つ増える感覚。

これは高校の通学路、自分の作ったメロディをウォークマンで聴きながらチャリ通してた頃から変わりません。

曲作りは僕にとって天職になりうるものだった。

でも裏切ったのも僕自身。

そして40。


僕はこの世にとって何の価値もない人間だと認めたくないだけかもしれないですが、未だに自分の作った曲たちは、それなりに良いものだと信じてる。

でも、僕の書いたその曲たちが、彼らにとってのベストな状態での披露をされてきたかと考えると、ベストではないだろう。

最高のボーカリストと最高のギタリストではない僕の演奏だから、ベストではありません。

もっと売れてる作曲家の奴んとこに降りればよかったものを。なんで俺なんだと。

でも、きっとそいつらは僕を選んで僕に降りてきてくれたに違いない。

誰よりも曲づくりが好きなのが伝わったに違いない。

世間にとって、いい曲か、屁な曲かなんて、最近はどうでもよくなってしまった。

自分が納得いくものが書き続けられればそれが良い。


でもこれからは、今までのようにはいかないのもわかってる。

降りてくるもの、老いていくもの、変わっていく時代、変わらない自分、


それでどうやってベストな状態で彼らを披露できるだろう。


どうやったら、これからもそいつらを無駄にさせないでいられるんだろう。


それが40になって、現実と向き合った自分のテーマです。


これからもみんなと音楽を楽しんでいきたい。


そうするにはどうしたらいいんだろう。





アルバム“馬”と“鹿”の曲について、まとめたものをここに載せます。

よかったら読んでください。そんでまた馬と鹿を聴き返してくれたら嬉しいです。



<馬>

“馬”
フロウズンの“グランドメニュー”に入れようと思ってた曲だけど、気づいたら忘れちゃってて、最近になって存在を思い出し、それにサビを追加して完成させた。僕のボーカルにハーモニーをつけてくれてるのはin stateのmiwa mikioくん。快く参加してくれてありがとう。
冒頭の馬の走る音“パッパカパッパカ”は、味噌汁のお椀を両手に持って、木の板を叩いて真夏にエアコン止めて、汗だくで録音した。
そうです。馬に走る理由なんてないのです。走るの好きだから走ってるんだと思う。んで気づいたら景色が変わってたっていうことだと思うの。人間の“移動”とは違う。

“モダンタイムス”
好きな映画や、映画館のワクワクする雰囲気。今はあんまり映画見ないんだけど、子供の頃はたくさん見たよ。そんな自分の好きな映画のセリフ入れたり、ニューシネマパラダイスの場面とかを想像しながらの作詞は楽しかった。右のリズムギターはin stateのハルオさん。ギターソロはケイくん。マサルのドラムとアツシのベースがノリノリ!

“イメージ”
自分の曲作りのことを歌にした。曲づくり以外でも仕事でもなんでもイメージとプレッシャーがいいバランスだと最高なものできると思う。なかなかバランス良くいかないのが普通なんだけどね。これはハルオさんのギターが雰囲気を盛りたててくれてます。ギターソロとか特に。

“一本の月がそこに立っている”
犯罪を犯すようなことはしたくない。でも万が一、そういう立場になってしまったらどう思うのか。誰だってそうなる可能性はゼロじゃないわけだし。
人間の人生がもし、決められている運命を生きてるだけならば、その運命っていう蜘蛛の巣から逃げ出す術はあるのかなぁ。
蜘蛛の巣にかかって泣いている蝶々。でも蜘蛛の巣からは出られないで泣いているのは実は蜘蛛も一緒なんじゃないかな。
あの犯行の夜の満月と、今夜、鉄格子越しに見る、弱々しい三日月。まるで自分を映す鏡のような月。
けいくんのスライドギターが曲の世界観を何倍にもしてくれました。

“ローリングストーン”
恋愛の歌で、僕にしては男らしい曲だ。この曲はプロモーションビデオもあるので、you tubeとかで見てみてください。僕はパンダとして出演しています。
初めて演奏したのは新横浜ベルズだったんだけど、直前の楽屋、ベルズ小山さんに“あの曲のメロディなんか誰かの曲であったよね?”って言われて、なんかモヤモヤした気分で初披露したのを覚えてます。俺そういうの気にするタイプなの、小山さんにはそろそろ分かって欲しいんだけど。笑
オルガンの演奏はBeBeちゃん。タンバリンとアコギはN,U,庭瀬くん。最後の「イエ〜」はアンリミの井垣さんのマネ。

“名もない人生”
フロウズン休止後に書いた曲で、やさぐれてる自分に正直に書いたつもりなんだけど、どうしても最後の最後の歌詞にちょっと希望を持たせてしまった。鬼になりきれなかった。真夏にエアコン切ってアコギをぽろぽろと弾いた。部屋にマイク立てて、ちょうど外から工事中の音とか鳥の声が聞こえて。いい効果音になった。



<鹿>

“きょうの料理”
もしも料理番組で、男性アナと料理の先生が突然デュエットしだしたらこんな感じかなと。
元capockのジュンコちゃんの声が曲にあってて、いい曲になりました。ライブで偽リカちゃん人形と歌ったのは忘れられない思い出です。

“愛こそはすべてか”
ビートルズの曲で“愛こそはすべて”ってのがあるけど、愛はみんな世界中の人がそれぞれ持ってると思うのだ。だけど、愛の表現や考え方が違うから争いが起きるのだと思うのだ。愛のために兵士は銃を持つのだから。
本当の愛とは、自分の愛を押し付けず、相手の思う形の愛を、愛だと受け取る気持ちだと思うのだ。でも言うのは簡単、現実は難しい。
現在のソロ活動の最初の一歩がこの曲だった。この曲が出来たことが音楽に復帰したいと思ったきっかけ。

“金色の虎”
たまーにあるんだけど、この時もなんか変なゾーンに入ってて、3日間で曲も詩もできた。僕にしては短い。
インテリの人への憧れはないんだけど、そういう人を主人公にした曲です。
優等生を演じ続けてる人っていうか、そうしか生きれない人の不器用さって、こっちから見てると窮屈そう。だからこの曲ではそういう生き方から脱線させてあげた。
誰だって心の奥に、誰にも見せたくない汚い藪みたいな場所ってあって、そこに住みついた野生的な部分が目を覚まさないようにと、自制して生きてる。

“恋人よ”
過去の自分を歌った曲。でも紙芝居みたいな構成にして、無理くりかわいい過去に仕立てた。ハルオさんのディレイギターが切なさを増してくれた。

“バイオリン”
「閉じ込める←→顔を出す」「蓋をする←→穴あける」みたいな対義語を使って、心がすれ違ってく男女の歌を作ってみた。
この曲はレコーディングするなら絶対庭瀬くんとやりたいって思ってた。N.U.の庭瀬くんは、前作“点”の制作にも大いに携わってくれた。今回も忙しい中時間を割いてくれて、「きょうの料理」「バイオリン」「馬」「ローリングストーン」の計4曲のミックスをしてくれた。おまけにこの曲ではボーカルとギターも演奏してくれた。本当に頼れる兄貴です。

“フラミンゴ”
この曲のミックスはCHURU-CHUWのしんいちろうがしてくれた。ギターも弾いてくれた。打ち込みのサポートもしてくれた。どうもありがとうしんしん。
あと高畠俊とも久しぶりに再会してベースを入れてもらった。サビにコーラスも歌ってもらった。レコーディングの後には一緒にお酒飲んで、盛り上がった。
歌の中で歌ってるのは今の人類の終わりと、新しい人類の誕生。
たくさんのフラミンゴが空に飛び立ち、太陽の光を遮るほどに地球を覆って、光が届かなくなった地球で僕ら人間は氷の彫刻に、フラミンゴに覆われた地球は宇宙に浮かぶピンクの球体になって、それはまるで羊水に浮かぶ細胞のようで、それはいずれ新しい命となって、、、って結構怖いこと歌ってます。
次の人類にバトンを渡すのはまだ早い。そのためにも、いつまでも地球の自然が美しくありますようにと願いを込めて書きました。

“王様の日曜日”
朝起きたらなぜだか奥さんがいなくて「ヤッターー!なんかひとりだーーーーー!テンション上がるーーーー!!」って曲。
ジャズっぽい感じにしたかったんだけど、僕の声が入るとジャズじゃなくなるね。
馬と鹿、最後の曲はファーマーズピットと僕だけで録ったこの曲を選んだ。
ソロ活動を始動させるにあたって、ファーマーズピットの三人は力を貸してくれた。だからこうして今も音楽できているわけで、三人には感謝してます。

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